近年、障害児者をとりまく制度の変化とともに、そのサービス内容も多彩になってきました。当法人では、在宅福祉サービスとして短期入所(ショートステイ)、居宅介護・行動援護・移動支援(ホームヘルプ)、日中一時支援、児童デイサービス、相談支援、グループホーム・ケアホーム等の事業を実施しています。
現在、これらの事業は本体施設である「知的障害児施設あさひが丘学園」や「障害者支援施設あさひが丘」内に拠点を設け、本体施設の施設設備を活用して事業を実施しています。各事業の利用契約者数は平成23年12月1日現在で延べ480名となっており、ノーマライゼーション理念の浸透や在宅生活志向により、年々在宅福祉サービスの利用者は増え続けている状況です。
このような現状から本体施設に拠点を設けて実施している在宅福祉サービスの機能を移転し、また、新たな事業として児童発達支援事業、就労継続支援事業B型を加え、障害者の地域生活を総合的に支援する拠点施設として、地域生活支援センター「あさひが丘」(仮称)を開設することといたしました。
社会福祉法人 落穂会
理事長 水流 國大